NHK朝の連続小説「あさが来た」などの主演で知られる波瑠が出演するドラマ「G線上のあなたと私」が2019年10月からスタート。
このドラマの主題歌に、通称「リョクシャカ」として知られる緑黄色社会の楽曲が起用され話題となっています。
その中でも特に話題なのが、ドラマ主演の波瑠と、「りょくしゃか」のヴォーカル・ギターを担当する長屋晴子さんの二人の顔が似ていること。
これは以前からネット上では特に話題になっていたようです。
波瑠さん以外にも、同じく朝ドラ女優として知られる夏菜さんや、乃木坂46の元メンバー橋本奈々未さんにも似ていると話題でした。
そして実際に長屋さんは、街を歩いていて一般にひとから波瑠さんに間違われたことがあるとか。
◯緑黄色社会・長屋晴子、波瑠に突然告白!「大阪駅で波瑠さんに間違われたことがあるんです!(笑)」
ということで、まずはそんな長屋晴子さんが所属するバンド「緑黄色社会」はどういったバンドなのかというところからご紹介していきます。
緑黄色社会の略歴
愛知で結成されたバンド「緑黄色社会」は第6回の開催となった「閃光ライオット2013」の準グランプリで、その時に審査員だった人物に、数多くのアーティストの作詞やプロデュースを手がけるいしわたり淳治さんもいました。
その後はいきものがかりやポルノグラフィティなどのアレンジなどで知られる江口亮さんが「緑黄色社会」のアルバムのプロデュースに参加するなどしています。
バンド名の由来は、某会社の野菜ジュース「緑黄色野菜」を聞き間違えた「緑黄色社会」が、そのままバンド名になったと言われています。
メジャーデビューのきっかけとなった「閃光ライオット」は、2014年を最後に開催されていませんが、後継の音楽フェスとして「未確認フェスティバル」が開催されています。
「閃光ライオット」で受賞したいくつかのバンドは、その後活動停止や解散してしまっている中、「リョクシャカ」は準グランプリに輝いた後も「タワーレコード」の音楽レーベル「Here, play pop!」で活動し、2018年に、「閃光ライオット」のスポンサーでもあったソニーミュージックレーベルと契約し、ついにドラマタイアップが決まるまでに成長したようです。
音楽で成功することは難しいと言われる中、本当にすごいことです。
ということで、ここからはバンドのフロントウーマン、長屋晴子さんのことを掘り下げていきます。
長屋晴子の「長屋氏」とは
まず気になったのは「長屋」という苗字。
あまり聞きなれない名前を調べていくと、なかなかな血筋のお方であることがうっすらと見えてきました。
なんと織田信長の付き人として知られる「森蘭丸」の森氏と同じ一族に「長屋さん」がいました。
〜以下こちらから引用〜
森氏 (熱田氏) : 「尾張森氏」とも呼ばれる。尾張国海東郡森郷(現在の愛知県名古屋市中川区森地区)を本拠地とする熱田神社の神官で、尾張国造の系統である尾張姓熱田氏の庶家。尾張杉原氏・尾張木下氏・浅野氏(尾張安井氏/根尾氏)・金森氏(長屋氏)・尾張岡本氏とは同族という。この系統に森可光・可房父子が出ており、その玄孫には著名な長可(鬼武蔵)と長定/成利(蘭丸)兄弟がいる。庶家に尾張戸田氏がある。
〜引用終わり〜
これより前の1300年代には足利家と後光厳天皇を助けた長屋氏がいて、訳あって逃げてきた後光厳天皇は、長屋氏屋敷を「仮御所」として住んだそうです。
その後すぐにこの「仮御所」自体が移転してしまったらしく、実際に暮らしていたかは定かではありませんが、そんな長屋氏屋敷跡があるのが、岐阜県不破郡垂井町です。
そしてこの長屋さんの屋敷跡がある垂井町は、「リョクシャカ」のプロデュースを担当したことのあるStereo Fabrication of Youthのメンバー江口亮さんの出身地の関市とは車で一時間ほどの距離。
遠いご近所さん、としておきましょう。。。
さらにさらに、どうやら長屋氏は、「天才軍師」と称されるあの竹中半兵衛の一族でもあるようです。
◯長江氏
長屋氏屋敷跡のある垂井町は竹中半兵衛の出身地でもありました。
そのほかに垂井町出身の著名人には、映画にもなった「桐島、部活やめるってよ」や「チア男子!!」の作者・朝井リョウさんなどもいらっしゃいます。
ともかく、垂井町は竹中さんや長屋さんたちのゆかりある土地なのかもしれませんが、この方々はともに先祖を遡ると土岐氏(ときし)から枝分かれした一族の方々のようで、実は明智光秀や浅井長政などとも遠い親戚といえるようです。
これらの戦国武将が催す宴の席に、こんな女性が歌や踊りをしている姿、なんとなく浮かびませんか?
というわけで、波瑠さんを始め有名人に似ていると話題の「リョクシャカ」のフロントマン長屋晴子さんを色々な角度からご紹介させていただきました。
長屋さんが歌う、ドラマの主題歌「sabotage(サボタージュ)」が起用されたドラマ「G線上のあなたと私」もぜひチェックしてみてくださいね。
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