佐久間由衣がデビューして女優になるまで
佐久間由衣は1995年3月10日神奈川県生まれで、高校は横浜市金沢区の金沢総合高校に通っていたそうです。2013年にファッション誌「ViVi」の専属モデルにマネージャーのすすめで応募して、同年のガールズアワードA/Wでグランプリ受賞。
そこからおよそ半年ほどで、初の女優活動として映画「人狼ゲーム ビーストサイド」に出演。翌年には連続ドラマ史上初のガールズラブを描いた話題作「トランジットガールズ」に出演して「あの美女は誰だ?」と話題になったそうです。
「トランジットガール」と映画「人狼ゲーム ビーストサイド」の「細いく儚い」演技に何故か引き込まれる
ドラマ「ラストコップ」への出演で、脇役として名演技を見せた伊藤沙莉とのダブル主演、更にテラスハウスのスタッフが集結して話題になった「トランジットガール」
当時は「誹謗中傷も覚悟で演技に臨んだ」という程の倫理的に非常に難しい題材の作品。初めて「ひよっこ」以外の佐久間由衣の演技を見たのですが、その演技は非常にか細くて、儚いような印象をえました。
それはもちろん演技の上での演出という側面もあるようですが、何よりも彼女の声が特徴的だと思いました。透き通るような、しっかりと耳をそばだてていないと聴き逃してしまいそうな、とても小さな声。「ひよっこ」ではあまりそんな印象は受けませんでした。
「トランジットガール」では写真家の卵、志田ゆい役で伊藤沙莉が演じる小百合の暮らす父子家庭に、ゆいの母とともに暮らすことになります。
しかし、父親の再婚を認めることができない小百合に、ゆいは純粋すぎる感情を向けて行きます。
消えてしまいそうな佇まいながら、小百合との関係を問いただされたとき、強い意志を見せる演技には誰もが引き込まれるようなものがありました。
そして、映画「人狼ゲーム ビーストサイド」では、ほとんどしゃべらない役でありながら、最後の最後で土屋太鳳演じる主人公にやられるという役なのですが、そこでも感じたのはか細く、儚い佇まいでした。
しかし、どちらもそのギャップが一気に彼女への注意を引きつけるように思えました。映画「人狼ゲーム ビーストサイド」では、土屋太鳳の素晴らしい演技に脱帽でしたが、佐久間由衣の役作りも非常に素晴らしいものがあったと思います。
「ひよっこ」で佐久間由衣に興味を持った方はぜひ他の作品も見てほしいなと思います。
「トランジットガールズ」は現在のところDVDされていないようなのですが、「ひよっこ」でのブレイクを期に発売を期待したいところです。
「トランジットガールズ」出演時のインタビューは以下から
◯「テラスハウス」制作陣דガールズラブ”ドラマ、誹謗中傷に「本気で悩んだ」主演・伊藤沙莉&佐久間由衣の本音と魅力 モデルプレスインタビュー
佐久間由衣の女優デビュー作。土屋太鳳の怪演が素晴らしい映画「人狼ゲーム ビーストサイド」
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続編が気になる佐久間由衣出演作 UVERworld「ALL ALONE」
ドラマや映画以外にも、佐久間由衣は2016年に公開されたUVERworldのオリジナルフィルム企画の第1弾「ALL ALONE」への出演もしています。
名俳優の光石研さんとの演技はセリフも多くて、一人で二役こなす素晴らしい演技を見せています。
この作品は今後も続いていくとのことです。
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UVERworldのオリジナルフィルム企画の第1弾「ALL ALONE」メイキングはこちら
◯『1秒先 向かう者と ただ訪れる者』 music by UVERworld メイキング映像
まとめと、佐久間由衣その他の出演ドラマ作品まとめ
佐久間由衣の出演作はどれも見応えがある作品ばかりで、特にドラマ「トランジットガール」は、ただのガールズラブ作品という枠組みにはおさまらない側面もなるので、ぜひ見ていただきたいです。
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の次にどんな作品に出演するか注目です。
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その他にもドラマ「ラブラブエイリアン」にも出演しているようです。
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