いつもお読みいただきありがとうございます。
俳優としての経験と実績を
しっかり積み上げてきている注目の俳優
山田孝之さん
ここでは彼が「カメレオン俳優」と比喩される
3つの理由をご紹介したいと思います。
山田孝之さんの経歴
- 1983年10月20日生まれ
- 星座:てんびん座
- 血液型:A型
- 出身:鹿児島県薩摩川内市
- 身長:169cm
- 市立川内南中学3年の2学期終業後に家族で鹿児島から上京
- 東京の武蔵野市立第三中学校に転校し卒業。
- 担任の先生からは高校は出ろと言われたが
- 試験で寝過ごし、受からず。。。
- その後、原宿を姉たちと歩いていて、女の子と間違えられてスカウトというパターン。
- ドラマ『サイコメトラーEIJI2』にて俳優デビュー
- 2002年にCDデビュー。ドラマ『大好き!五つ子4』の主題歌になり、本人もゲスト出演した。
CDデビュー 山田孝之 「真夏の天使」
アイドル路線だったようですが、とてもいい曲ですね!
その後、2003年には『WATER BOYS』でテレビドラマ初主演でブレイク。
そして、実は山田孝之さんの二人の姉が凄いことに・・・
長女 椿かおりさん
モデルで女優の椿かおり(本名 山田かおり)さん。
10代の頃は妹と共に「egg」や「popteen」などの
ティーン向け雑誌のモデルとして活動。
次女 SAYUKIさん
株式会社VOCE(ヴォーチェ)代表取締役社長
歌手としても活躍する SAYUKI(本名 山田さゆき)さん
2011年に音楽レーベルVoce Music設立
自らをトータルプロデュースし、ワールドワイドに活躍
そして、山田孝之さんと言えばこちら
山田孝之「隠し子騒動」
モデルとして活躍していたChihoとの間に
子供がいることが明らかになり話題に。
本人の発表で双方ともに話し合いで決着がついており
毎月の養育費や生活費は支払っていることも発表。
(ここまで出典:Wikipedia、MARBLE)
ということで、非常に男前な山田孝之さんですが
そんな彼がカメレオン俳優と言われるゆえんを
3つ見ていきたいと思います。
1、気遣いの「神」
俳優の最大の特徴は「空気を読む」ことが挙げられるでしょう。
その極端な例がこちらの「トイレ」エピソード
他人と手を洗うタイミングが一緒になってしまった場合、その人が「どのくらいのスピードで洗っているかを探る」そうだ。
パパッと洗っているようだったら自分は一生懸命ゆっくり洗って、先にジェットタオルを使っていた人に焦らせないように間合いを取ってから、やっと自分の番に進めることを許可して、ジェットタオルを思う存分使うそうだ。
自分のタイミングを優先するのではなく
相手をしっかりと見て、今自分が必要な行動をする。
手を丁寧に洗い、相手の不快にならないように考慮して待つ。
これが山田孝之の神的な演技につながていると言えるでしょう。
2、カメレオン俳優の「真髄」
カメレオン俳優ということは
要するに、「臨機応変に対応できる」ということ
以下のインタビューでは、闇金ウシジマくんのウシジマを演じる時に考えていることを
詳細に話しているので、是非ご覧ください。
山田:芝居をするという意味では同じですが、役柄へのアプローチの方法が他の役とは全く違うんです。
丑嶋という役の“型”というのがあって、例えば座るときの角度から手の位置、足の組み方まで全て決まってるんです。内面ではなくて、役の外側を作り込んで、シーズンを重ねるごとにそれを磨いていく作業ですね。それが他の役ではできないことであり、楽しいですね。
ウシジマを演じる場合はその
「何者なのか分からない」
ということを表現するために、あらゆることをしているそう。
ウシジマという役と、他の役との距離の取り方の違いについても
山田:いつも言ってるのは「Season1」で、1本の樹から“ウシジマ”を彫り出し、ほとんど出来上がったんですけど、それをどんどん紙やすりで滑らかにしたり、磨き上げていくということなんです。
他の役だと、撮影期間中にある程度、役柄と自分の適度な距離を見つけて、並行して歩みつつ「よーい、スタート」の瞬間に混ざって、「カット」が掛かるとまた元の距離に戻るということの繰り返しなんです。丑嶋に関しては、外側の要素(外見、歩き方、話し方、佇まいなど…)を磨いた上で、中身は空洞になってて、すっぽりと役を被るような感覚です。
ウシジマというキャラを演じるために
「ウシジマというキャラ自体を理解しない」という
珍しい演技へのアプローチにもこうコメントしています。
山田:他の役なら「なぜこの人はここに来て、こう言ったのか?」ということを考えるけど、ウシジマに関しては考えつつも答えは出さない状態で臨んでます。
完全に理解すると、役柄が完全に“人間”になっちゃう気がするし、僕の色が付いちゃうのが嫌なんです。だから僕自身、取材でウシジマの内面について聞かれても、理解しようとしてないので答えられない(笑)。
ウシジマの不気味さって、メインのキャラクターなのに語られないところだと思うんです。何者なのか分からない。そのために作り込まない方がいいんです。
他にも彼自身大好きだというFPSゲームのオフ会に参加した際などは
道端で突然ほふく前進を行ったり
道路の真ん中を歩かないというルールを徹底したり
「GO!GO!」などと言いながら草むらに突撃するなど
演技に限らす遊びでも、本気で取り組む姿勢がみられるそうです。
これも山田孝之の神的な演技につながているといえますね。
3、人間不信という「闇」を見た山田孝之
さらに俳優として、必要なのは
人間自身への深い洞察を得ていること
山田孝之が見たその闇とは何なのでしょう?
TBS系トーク番組『オトナの!』に出演したとき
なんとなく俳優になったという彼は20代後半で闇を見たといいいます。
「(以前は)一人で食事に行くことや飲みに行くことは絶対になかった」
「閉鎖的だったんです。人が嫌で。それこそずっと死にたいと思っていましたし」
と打ち明けたことがあった。
「みんな死ねばいい」と思うほど人間不信に陥り、
「なんでこんなに(人生は)長いんだ」とおもったり
「(自分で)死ぬのはバカらしいから『早く死なないかな』みたいになっていたんですけど、今は長生きしたいです」
それを乗り越えてからは生きることに積極的になれたとも発言しています。
「やりたいことがいっぱい明確に見えてきて、それをやるためには時間や経験、コネクションとかいろんなものが必要」
それからの彼の変わりようが凄いのです。
以下引用させていただきます。
そこから「社交性」が芽生え、ここ2~3年は一人で行動をするように。酒を飲みに行った際には店員とも話したくなるそうで、最終的にはその周りとも会話をし、店内が一体になるほど盛り上がることも。
山田はそんな自分をあらためて振り返り、「ここ最近、本当にそうなりました」と感慨深げに語っていた。
徐々にテレビの出演も増え人気が出てきた頃には、人がイヤになったりした過去があったらしく、その頃には1990年代にカリスマ的人気を誇っていたニルヴァーナのボーカル、カート・コバーンに心酔していたといいます。このカート・コバーンは自己矛盾とジレンマに陥り1994年に自殺しており、当時の彼が残した言葉に大いに共感できたそうです。
といったように
その柔軟な演技を見せる山田孝之さんですが
その裏には、たくさんの葛藤と苦悩があったことも事実でしょう。
これが山田孝之の神的な演技につながているといえますね。
山田孝之の演技論3つの理由まとめ
ということで、いかがでしたでしょうか?
最後にまとめると
- 気遣いの神
- 臨機応変
- 闇を見た
という3つのポイントが
山田孝之さんの演技が数々の俳優、監督やスタッフから絶賛される
重要な理由と言えるでしょう。
2016年は闇金ウシジマくんや、勇者ヨシヒコの最終章「勇者ヨシヒコと導かれし七人」
さらには映画「何者」など
今後、山田孝之さんの出演作が多数決定してます。
山田孝之さん今後の活躍も非常に楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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