ディーンさんが所属する、大手芸能プロダクション・アミューズが、
初のマルチリンガル(多言語)アーティストのオーディションの開催を記念して、
アンバサダーに就任したディーンさんと、ホラン千秋のインタビューが公開されました。
アミューズ マルチリンガル アーティスト オーディションとは?
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界8ヶ所に拠点を置くアミューズ。 2017年1月15日までに『Amuse Multilingual Artists Audition “世界と、話そう。”』と題して新たに開催するオーディション。
その条件は日本語に加えて、もう一つ以上の言語を話せること。対象年齢は6歳から30歳まで。国籍やジャンルは問わず、外国語は日常会話ができる程度でも構わないとのこと。書類ではなく写真画像、3分以内の動画で審査し、オフィシャルサイトにてエントリーを受け付けをしているそうです。
アミューズが「日本と世界をつなぐ架け橋になるアーティスト」の発掘・育成を目指しているみたいですね〜 その時の公式のインタビューはモードプレスさんで読むことができますが、ここでは、オリコンニュースで独占公開されたインタビューの文字起こしさせていただきます。
マルチリンガルアーティストオーディションのアンバサダー、ディーンフジオカ、ホラン千秋インタビュー記事文字起こし
Q:様々な国で仕事をしているディーンさんは、複数の言語を話せてよかったと思うことは?
A:どこでもドアができたら最高なんですけどね(笑)例えばシンガポール行ってCM撮ったりとか、台湾行って映画撮ったりとか、そういう「行った来た」が、もちろん言葉が喋れることが前提にあると思うんで、そういう意味では、今まで大分、「変わった子ね〜ッ」って言われてきたけど、今になって「これで良かったな」と思えるので、今後の世の中どういうふうに変わっていくかってすごく楽しみに見ております。でもどこでもドアがないとシンドイですね(笑) 移動をどう生産的な時間にするかってのが結構重要かなって。行き来が簡単になっているとは言え、物理的に体は一つしかないから。そこをどうするのかみたいなのはありますけど。睡眠がまず一番で、で、寝れなかったら資料読んだり、映像見たり、やらなきゃいけない事こなしてって。でもなかなか集中できないじゃないですか移動中って。だから今は頑張って休むぞみたいに持ってくようにしました。 昔は頑張って、パソコン使って、タブレット使ってとか頑張りましたけど、でももう、だったらそこで休んで(あとで)集中してそれをこなす時間にあてたほうが効率がいいんじゃないかと思って。 でもそういう悩みも、言葉がまずあってだと思うんで、そういう意味では(そういう暮らしは)おすすめです(笑)
Q:日本の芸能界で働いてみての印象は?
A:日本は企画力計画力が素晴らしいです!予定が立てられるというのはすごいですよね。押したり巻いたりはしますけど(海外は)なかなかそうは行かないんじゃないですか?ユニオンシステムが有るところだったら、ちゃんと、こっからここまでって区切れるけど。そうじゃない国で仕事した日にはもう・・・あれ、明日?今日?みたいな(笑) (ユニオンシステム)ハリウッドとかだと、12時間で仕事して、それ以上だとオーバータイムになるから別料金になったりとか、それで、その仕事終わってから12時間とかは、ターンオーバーの休みをみんな必要として、ルールとして決まってるから、負担として少ないですよね。作る側が。
Q:2児の父でのあるディーンさんですが、子育ての苦労や工夫しているところは?
A:頑張って日本語を喋ろうとするんですけど、妻が日本語わからないので、どうしても日本語が家庭の中に出てこない雰囲気なんですよ。だから、どうやったら日本語を押し込めるかなっていうのが課題ですね。多分このまま行くと英語とバハサ(インドネシア語)がネイティブになると思うんで。 日本のいい部分もたくさんあると思うので、そういうところを伝えていきたいなって思いま。彼らが出会う一番最初の日本人なんで多分。 今考えると父親が色々小さいときから教えてきたから(外国語は)ほんとにつまんないなって思ったし、なんでって思ったけど、あれがあったから、今こういうふうにつながってきたんだなって思うと感謝ですね。 (子供への日本語教育は)具体的には始まってないんですけど、とにかく日本語で喋りかけようとしてますね。音として、耳にね。色々リサーチしてます。教育(笑)なんていうんでしたっけ、しまじろう?とらじろう?それがいいって聞いたんで、試してみようかなって考えてます。こどもチャレンジは愛じゃないですか?うん。
Q:父としての顔を持つディーンさんから、オーディションを受ける子の保護者に向けて
A:親御さんにいうとしたら、ちゃんと子供さんには学校に行かせてあげてください。ですね。学校に行けなくなったとしても、ホームスクーリングとかちゃんとあのチューターっていうんですか、つけてあげて、教育的なこともそうだし、モラルとか、国ごとに法律違うから、バグっていっちゃうんですよね、価値観が。「あっちでいいていってるからいいじゃんこっちでも」みたいな、若いとどうしても勢いでやっちゃったりするから、そのへんの人としてのちゃんとした教育っていうのを、エンターテイメントのキャリアと同じくらい大事にして、子供を導いてあげられるような親になってあげてください。
Q:多言語社会になると今後はライバルとなる存在が増えそうですね。
A:あまり僕ライバルと考えてなくて、どっちかって言うと、一緒に変化を作っていく人たちが集まったらいいなって思ってます。もちろん仕事の取り合いになるパターンもあるかもしれないけど、僕はたまたま日本にいるだけだから、来年は決まってるからいると思うけど、その後どうなるかわからないんで。 ちょっと前まで、日本に住んでなかったし、今年始めて、生まれて初めて、自分で日本で部屋借りたといったものなので・・・ だから、そういうの普通になっていくといいなって思うんですよ。好きだからそこに住んで、住み続けるっていうのも素敵なことだと思うし、最初に日本で生まれたから日本の人がライバルといのは、そもそも違うかなと思うので、新しい仕事のフォーマットを作っていく人たちがもっとたくさん出てきてほしいなと思います。 ユーザーがたくさんいるから、こういうサービス生まれました、と言ったモノと同じで、そういうふうに変わっていったらいいなって思ってます。
出典動画はこちら
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント